ストレングス
こんにちは、ぽっけの岡部です。
立春が過ぎ、少〜しずつ日が長くなって、暖かい春の訪れが待ち遠しい季節になりましたね。それなのに、新型コロナの収束がまだまだ時間がかかりそうで、気を許せない日々には、皆さんもストレスを感じている事と思います。
春の始まりが、コロナの終わりになると良いですね。
さて、今回は、日頃の私の訪問での利用者様との関わりの中から、ストレングスに着目して、利用者様Kさんの意外な一面に直面出来たことを報告したいと思います。
人間誰しも強さや強み、能力、才能などを持っていると考えます。
「出来ない事」より『出来る事』に着目した関わりをもとに、リカバリーを目指していくことが出来たら、と言う思いを大切にして関わるようにしています。
私は以前Mさんと一緒に作ったキーホルダーを、訪問の鞄につけています。
そのキーホルダーをKさんが見て
「それ良いね、私もそういうの作りたい」とおっしゃいました。普段のKさんの様子からは想像がつかなかったのですが、Kさんは「裁縫が好きだ」とわかり、今年の干支の虎のマスコットのキーホルダー作りを一緒に行いました。日頃気分のコントロールが難しいKさんですが、好きな事をやっている時の集中力の高さはものすごく、細かな作業でもイライラする事なく、とても丁寧な作業をしているのには正直驚かされました。
裁縫という才能の発揮です!
「数ヶ月に一度は裁縫をしてマスコットを作りたい、次はパンダを作ろうかな」と、目標まで立てられました。
病状によって隠されてしまっていた自分、以前はやれていた事がまたやれるようになった、好きな事をしていると嫌な事を忘れられる、、というようにリカバリーへ繋げられる関わりをこれからも大切にしていきたいと思います。
Kさんと一緒に作った作品です!
左がKさん作 右が私
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